富島健夫
集英社文庫 1977/03/10
「秘密はあたしのものなんだわ」
「そうだ、そしてぼくのものなんだ」。
とくに顔がいいわけじゃない、
口がうまいわけでもない、
正義感あふれる熱情もない、
まして秀才や努力家でもない。
こんなおれの前に、
そう言える女の子が現われたんだ。
今まで女の子とも何人かつきあった、
でもどうもおもしろくないもっと自分らしく生きよう、
そう考えたやさきだった。
おれは西条安志、高校二年生。
購入 1978/01/18
1978-01-18 15:47
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